野中佑基のリーダーシップ論(8) [リーダーシップ]
野中佑基
つまり、従来扱われてきた相互協調的自己観は集団的自己観に基づいたものであり、それに対し、集団というより個人的な関係性を自己表象に含めているものが関係的自己観である(Cross et al., 2000)。
野中佑基
LMX理論とメンバーの関係的自己観が、リーダーシップ有効性に及ぼす影響
野中佑基
上述したとおり、LMXの高さとリーダーシップ有効性との関係は、メンバーの関係的自己観の高さによって、調整されると考える。なぜなら、リーダーとメンバーの二者関係が高質であるということはお互いに支え合っている親密な関係であると捉えることができるためである。関係的自己観を強く持っているということは、親友などの親密な二者関係を自分自身を表す重要なものとして捉えているということであり、その相手からの影響を比較的受けやすい。つまり、関係的自己観を高く有しているメンバーはそうでないメンバーよりも、リーダーとの関係が高質である場合、よりリーダーからの影響を受けやすいだろう。
野中佑基
つまり、従来扱われてきた相互協調的自己観は集団的自己観に基づいたものであり、それに対し、集団というより個人的な関係性を自己表象に含めているものが関係的自己観である(Cross et al., 2000)。
野中佑基
LMX理論とメンバーの関係的自己観が、リーダーシップ有効性に及ぼす影響
野中佑基
上述したとおり、LMXの高さとリーダーシップ有効性との関係は、メンバーの関係的自己観の高さによって、調整されると考える。なぜなら、リーダーとメンバーの二者関係が高質であるということはお互いに支え合っている親密な関係であると捉えることができるためである。関係的自己観を強く持っているということは、親友などの親密な二者関係を自分自身を表す重要なものとして捉えているということであり、その相手からの影響を比較的受けやすい。つまり、関係的自己観を高く有しているメンバーはそうでないメンバーよりも、リーダーとの関係が高質である場合、よりリーダーからの影響を受けやすいだろう。
野中佑基
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