野中佑基のリーダーシップ論(26) [心理学]

野中佑基
1.課題
 「バスは待ってくれない」というコミュニケーションゲームを行った。課題の場面設定は花子さんという女性が歯が痛くてたまらないので隣町の歯医者に行きたいのだが、集めた情報はバラバラであった。そこで、彼女を次の隣町行のバスに乗せるために、情報を出し合いわかりやすい一枚の地図にして花子さんに渡すというものであった。隣町に行くバスは40分後に出発するとし、その制限時間を実験者がストップウォッチで測定した。もし、制限時間内に正しい地図が描けなさそうでも、その時点までに出た情報をまとめて地図を完成させるようにしてもらった。なお、名刺ほどの大きさの情報カードに、1枚につき1つの情報を載せた。
 課題のルールは以下の3点であった。
1) 花子さんに渡す地図は、マジックペンで模造紙に描き、道順も示すこと
2) 各自が持っている情報は口頭でのみ伝え、他のメンバーの情報カードを見たり自分のカードを見せたり、渡したりしないこと
3) 下書きや情報を皆に見えるように書き出さないこと
以上、野中佑基のリーダーシップ論(26)でした。

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